「痴呆」から「認知症」へ!!
今日は
なぜ「痴呆」が「認知症」に変わったのか?
と質問をいただきましたので調べてみました。
そうですよね。
不思議ですよね。
「認知症」とはどんなことを意味しているのか?
分かりませんよね。
「痴呆」という言葉が侮蔑感を感じさせる表現であることで、2004年12月24日に厚生労働省老健局が報告書を元に「痴呆」から「認知症」に変更し、「老発第1224001号」により各方面に「痴呆」から「認知症」に変更するように依頼通知を出したのです。
「痴呆」とは
いったん個人が獲得した知的精神的能力が失われて、元に戻らない状態。
(広辞苑より)
以上のように「痴呆」の本質を見据えた上で、「認知」を用いることにしたようです。
語尾を病気の状態を示す「症」としたのは、「痴呆」の中には多くの場合は進行性であり症状が固定していないためのようです。
改正用語は
痴呆 ~ 認知症
痴呆性高齢者 ~ 認知症高齢者
痴呆性高齢者グループホーム ~ 認知症高齢者グループホーム