今日はお友達とモネの美術展に行ってきた。


あれ、この人達そんなのする系だったかな?

大人になってから美術に目覚めたとのこと。


いつぞやからデッサン教室に通ってるって。

30代女子、余裕が出て来て色んなことに

トライ、いいね〜!



私は美術部だったりで、昔から美術館は

よく行ってたんだけど

最近は居酒屋巡りの方が多くて…苦笑

声掛けてくれて大感謝!

しかも今日は文化の日…!



上野に到着するとすごい人。美術館の前も行列。

事前にチケットを取っててくれたのですんなり

入れたけど、やっぱり人!


チケット3000円もした。なんか高くても

2000円くらいだった気がするけど

さすがモネなのか。


印象派になる前のモネの絵から

晩年にかけて60点くらい。

美術展の点数としては少なめだけど

でも確かにモネだけこんなにって

見たことなかったかも。


オランジュリー美術館でモネの大作に

包まれた時はなんとも言えない…

いや、絵画に包まれるって

感覚があそこでしか味わった事がなかったかな


大きいんだけど威圧感は無くて

ため息が出るほど

穏やかな、空間を包む作品。


そこに辿り着いた布石も体感できる

贅沢な作品展だった。


印象派になる前のモネの絵も飾ってあって

人物画もあったけど、やっぱり風景画で

水面の表現が際立って引き込まれる。


印象派に移ってからも、睡蓮もそうだけど

水面を描く絵が多くて、自分の得意分野を

ちゃんと発見して突き詰めていったのかなぁと。


モネのアトリエ舟という絵もあって

セーヌ川で小屋を乗せたみたいな小舟に乗って

絵を描いていたそうな。

そうやって表現を磨いていったのか〜


印象派の画家達が集まって展示会を開いたり

何回かやったらそれぞれ解散してったり

ロックバンドみたいな感じだねと、友達と話して


お友達と回るとちょくちょく

感想言い合えて楽しいな。


モネが色々描いた挙句、連作という表現に

辿り着いた過程も説明されていた。


その場で描いただけでなく、アトリエで並べて

展示する時のバランスも考慮して

ちょっとずつ調整して描かれているらしい。


これもシングル集めてアルバム作る時に

アルバム全体の世界観に照らし合わせて

アルバム曲を配置していくような…

ロックバンドみたいな感じだねと、友だ(略 笑


晩年は視力低下も伴って

どんどん霧深い様な絵になっていくのも

なんか逆に導かれていたのかな

という気すらしてくる。


身体も弱くなって自宅周辺の絵ばっかり

描いていたエピソードも、その前段に

連作という表現を発見していたことが

より有意義にさせている気がして

本当にこの人の人生そのものが

絵を描くことだったのかなと


短いなりにお腹いっぱいになって展覧会を出た。



みんなで行った記念に是非グッズが欲しい!

と思ったらなんと40分待ち笑笑


まぁお喋りしながら並んでたら一瞬だったけど

これ1人だとキツかったな笑


グッズ売り場もめちゃ混みで

レジ待ちもかなりして、並んでから

店出るまで展覧会と同じくらいいたかもな。




そしてそれだけで終わらない文化の日!


「モネに感化されたせいか

 全てがモチーフに見えてくる!!」



美術館前の広場に折りたたみ椅子を置いて

みんなでデッサン開始!

やー久しぶりに描いた。


デッサン教室に通っている友達は

マジで絵を描いてた思い出が無かったので

なんか新鮮だった。

元美術部同志だった友達はさすがの出来栄え。


透明水彩を買ってから、絵の楽しさに

引き込まれた友達もすごく味のある

ポストカードみたいになって

最後は褒め称え合う私達笑




出店でコーヒー買ったりビール引っ掛けたり

超絶楽しい休日だった。

しかもまだ3連休初日。


夫が子供を連れて義実家に帰ってくれてるので

今日は大の字で寝よう。

満足感と解放感と

ちょっぴり寂しいおやすみ〜


(iPhoneこんな機能もあるんだ!すご!)


読んでくださりありがとうございます。

また来てね!