坂の街と呼ばれながらも、展望スポットの高台がほとんどない小樽だがしかし、観光エリアの堺町通りの南側の高台には、知られざるスポットがある。
堺町通りの南端のメルヘン交差点から相生町に入り、住宅街の中の坂道を登っていくと、途中から「外人坂」との名の階段が分岐している。名前に反して石段は草ぼうぼう、加えてゆるく崩れているところもある、ほぼ廃道のような道。気をつけながら、息も切れ切れに上り切ったところに、水天宮の境内が広がっている。
社殿の右寄りが土木学会認定の港湾の展望地で、苦労して登った労に値する絶景…と言いたいところだが、境内の直下にマンションが迫り、風景が望めるのは目線の上半分程度。とはいえ、直下の埠頭に発着する貨物船やフェリー、小樽築港方面の港湾施設が見下ろせ、札幌や積丹方面も見通せる眺望は、なかなかのものだ。
ここから市街へ下る途中には、白板塀赤屋根の小樽聖公会や、雪国の北海道らしいコンクリート箱型の本妙寺や東光寺などの寺院、妙見宮など、寺社教会が集まる一角を形成。洋館や港湾施設が続く小樽の風景の中で、やや変化を出している。
堺町通りの南端のメルヘン交差点から相生町に入り、住宅街の中の坂道を登っていくと、途中から「外人坂」との名の階段が分岐している。名前に反して石段は草ぼうぼう、加えてゆるく崩れているところもある、ほぼ廃道のような道。気をつけながら、息も切れ切れに上り切ったところに、水天宮の境内が広がっている。
社殿の右寄りが土木学会認定の港湾の展望地で、苦労して登った労に値する絶景…と言いたいところだが、境内の直下にマンションが迫り、風景が望めるのは目線の上半分程度。とはいえ、直下の埠頭に発着する貨物船やフェリー、小樽築港方面の港湾施設が見下ろせ、札幌や積丹方面も見通せる眺望は、なかなかのものだ。
ここから市街へ下る途中には、白板塀赤屋根の小樽聖公会や、雪国の北海道らしいコンクリート箱型の本妙寺や東光寺などの寺院、妙見宮など、寺社教会が集まる一角を形成。洋館や港湾施設が続く小樽の風景の中で、やや変化を出している。
