長崎県の諫早は、新幹線で10分ちょっと先にある超有名観光地の長崎に隠れがちだが、山城の諫早城(高城)の城下町が本名川沿いに広がり、神社や古刹や城跡など史跡が多い静かな街。JR諫早駅から市街地にある島原鉄道の本諫早駅まで、2時間ほどで散策が楽しめる。
駅前の夜の飲食店街を抜けると本名川沿いへと出て、河岸沿いに市街が広がり見どころも続く。付近には長崎と佐賀を結んだ多良街道が通っていて、川面に点々とある飛石も街道の一部だったとも。九州総守護でかつて四面大菩薩を祀っていた諫早神社には、雲仙を模した岩組の御神苑「雲仙塚」が広がり、中程には珍しい三柱鳥居が立つ。隣接する龍池やそれを見下ろす諫早石の雲舞台など、見どころも多い。
本名川を飛石で渡り、対岸の河岸を歩いていくと次第に高城跡の城山が近づいてくる。戦国期に諫早を初めて治めた西郷尚善の居城で、龍造寺家治に攻められた後は諫早家の居城となる。武者走りや空堀、土塁などがある山城で、本丸の高矢倉跡からは諫早市街から干拓堤防方面が一望できる。城跡は諫早公園として整備され、園内には江戸期最長の二連アーチ橋の眼鏡橋が、本名川から移築されている。
付近にはほか、羅漢像や島原の乱戦没者記念碑がある諫早家の菩提寺・天佑寺や、ミニ眼鏡橋ほか諫早大水害復興記念碑や原爆殉難者碑がある鎮魂の場の高城公園、現在は県立諫早高校の敷地で西郷尚善の屋敷があった御書院と高城回廊など、城下の名残をとどめる見どころが多い。ローカルアーケードの本町通りから栄町通を抜けると、島原鉄道の本諫早駅へと至る。
駅前の夜の飲食店街を抜けると本名川沿いへと出て、河岸沿いに市街が広がり見どころも続く。付近には長崎と佐賀を結んだ多良街道が通っていて、川面に点々とある飛石も街道の一部だったとも。九州総守護でかつて四面大菩薩を祀っていた諫早神社には、雲仙を模した岩組の御神苑「雲仙塚」が広がり、中程には珍しい三柱鳥居が立つ。隣接する龍池やそれを見下ろす諫早石の雲舞台など、見どころも多い。
本名川を飛石で渡り、対岸の河岸を歩いていくと次第に高城跡の城山が近づいてくる。戦国期に諫早を初めて治めた西郷尚善の居城で、龍造寺家治に攻められた後は諫早家の居城となる。武者走りや空堀、土塁などがある山城で、本丸の高矢倉跡からは諫早市街から干拓堤防方面が一望できる。城跡は諫早公園として整備され、園内には江戸期最長の二連アーチ橋の眼鏡橋が、本名川から移築されている。
付近にはほか、羅漢像や島原の乱戦没者記念碑がある諫早家の菩提寺・天佑寺や、ミニ眼鏡橋ほか諫早大水害復興記念碑や原爆殉難者碑がある鎮魂の場の高城公園、現在は県立諫早高校の敷地で西郷尚善の屋敷があった御書院と高城回廊など、城下の名残をとどめる見どころが多い。ローカルアーケードの本町通りから栄町通を抜けると、島原鉄道の本諫早駅へと至る。
