宇和島は愛媛県の南西端にある城下町と港町で、東京近郊からの遠さは先日訪れた高知の中村に匹敵する、なかなか行けない街である。駅前にはワシントンヤシの並木が出迎えてくれ、南国の最果て感が感じられる。
駅から産業の神様の和霊神社、明治期の警察署の建物を使った郷土資料館、宇和島港を経て宇和島城に登り、藩主伊達家の隠居場の庭園の天赦園を経て、牛鬼祭りの会場にもなっているきさいやロード周辺を歩いて、ほぼ1日コース。街は現存12天守の一つ・宇和島城を中心に、平山城の麓に広がる市街を中心に構成。町割は残っているが当時からの建物は空襲でのこっておらず、きさいやロードというかなり衰退したアーケードを中心に、戦後の雰囲気が残る繁華街と、城の南にかつての城下町の町割に則した市街が残っている。
見どころの一つ、宇和島城は海に近い平らな市街にぽっかり盛り上がる丘の上にあり、結構きつい登りを強いられる。その分本丸からの景色は素晴らしく、狭い湾の先に宇和海を望む立地はまさに、海からの守りの要。幾度も改修されていて、石垣の積み方がバリエーション多彩なのが、見てわかるのも面白い。
天赦園がある城の南側は、当主の隠居場があっただけに静かな環境。スポーツの強豪宇和島東高校があり、特産のかまぼこの老舗が軒を連ねる通りも。五叉路や鍵辻など複雑な交差店が多く、当時の道筋が残っているのだろうか。
暑さと湿度が厳しかったが、日差しがよく空の青と水の緑がきれいで、頑張って歩いた甲斐がありました。
駅から産業の神様の和霊神社、明治期の警察署の建物を使った郷土資料館、宇和島港を経て宇和島城に登り、藩主伊達家の隠居場の庭園の天赦園を経て、牛鬼祭りの会場にもなっているきさいやロード周辺を歩いて、ほぼ1日コース。街は現存12天守の一つ・宇和島城を中心に、平山城の麓に広がる市街を中心に構成。町割は残っているが当時からの建物は空襲でのこっておらず、きさいやロードというかなり衰退したアーケードを中心に、戦後の雰囲気が残る繁華街と、城の南にかつての城下町の町割に則した市街が残っている。
見どころの一つ、宇和島城は海に近い平らな市街にぽっかり盛り上がる丘の上にあり、結構きつい登りを強いられる。その分本丸からの景色は素晴らしく、狭い湾の先に宇和海を望む立地はまさに、海からの守りの要。幾度も改修されていて、石垣の積み方がバリエーション多彩なのが、見てわかるのも面白い。
天赦園がある城の南側は、当主の隠居場があっただけに静かな環境。スポーツの強豪宇和島東高校があり、特産のかまぼこの老舗が軒を連ねる通りも。五叉路や鍵辻など複雑な交差店が多く、当時の道筋が残っているのだろうか。
暑さと湿度が厳しかったが、日差しがよく空の青と水の緑がきれいで、頑張って歩いた甲斐がありました。
