豊橋は古くから、三河湾や渥美半島沿岸でとれた豊富な魚介の集積地。市街の魚町がその拠点で、あたりには魚市場も置かれていた。ヤマサちくわは、東海道吉田宿で魚問屋を営んでいた祖先が、四国の金比羅宮に代参した際にちくわを食べ感激したことが起源で、文政10年の創業以来当時の味を守り続けている。
今も魚町にある本店は往時を彷彿とさせる堂々たる構えで、店内のショーケースには様々な種類の練り物がずらり。看板の特選ちくわはグチ・エソ・鯛を材料にしており、ホタテなど季節の魚介を練り込んだ品も豊富だ。ちくわを買うと隣接のカウンターで、おでんのだし汁で煮込んだ試食用の練り物を味わえるのも嬉しい。
建物はかつての魚河岸の跡地のそばにあり、オレンジ色の屋号の看板は界隈のどこからでも見える。まさに豊橋を代表する、ローカル魚の味わいである。
今も魚町にある本店は往時を彷彿とさせる堂々たる構えで、店内のショーケースには様々な種類の練り物がずらり。看板の特選ちくわはグチ・エソ・鯛を材料にしており、ホタテなど季節の魚介を練り込んだ品も豊富だ。ちくわを買うと隣接のカウンターで、おでんのだし汁で煮込んだ試食用の練り物を味わえるのも嬉しい。
建物はかつての魚河岸の跡地のそばにあり、オレンジ色の屋号の看板は界隈のどこからでも見える。まさに豊橋を代表する、ローカル魚の味わいである。
