山形山寺の次は仙台。中心市街地はアーケードなどの商業地区、見どころの青葉城跡はやや郊外のため、意外にさんぽで巡れるイメージがないのですが、市街地の片隅には埋もれ史跡や面白みのある路地など、割と歩きでのある街でした。アーケードの付近には商売の神様の仙台四郎像をまつる社や、ビルに埋もれ参道がクランクの縁結びの社が。青葉通り沿いには土井晩翠が過ごした草堂や仙台の伊勢神宮、苔の庭がある茶室なども。昭和の飲み屋風情の文化横丁にバラックのいろは横丁は、街路が美しく緑化整備された仙台にあって異色なローカルさでした。

郊外は広瀬川を渡って、伊達家の煌びやかな廟所の瑞鳳殿までは行けたが、足がパンクしてしまい循環バスのるーぷる仙台を利用して青葉城跡へ。市街屈指の展望所で観光客で賑わっていましたが、ランドマークの伊達政宗像はさきの地震で傾いてしまい復旧中。帰りは下山道を歩いてみたら、大手門への緩やかなルートが復旧のため閉鎖で、巽門への道へ。沿道に番傘があしらわれ華やかでしたがかなりの急傾斜で、当初の予定通り瑞鳳殿から城跡まで歩いていたら途中でダウンしていたかも?

七夕見物も合わせて、所要4時間ほど。歩き通すなら市街プラス、瑞鳳殿か青葉城跡のどちらかにしておくのが、体に無理ないさんぽでしょうか。