再び末広町商店街へ、このあたりは「花香る散策路」と名付けられ、植栽を商店街の女性グループが中心に地元ボランティアらとともに復旧させている。商店街が終わると新川町の交差点へ。このあたりは閉伊川の河口に近く、水準点に並ぶ災害洪水位標には、アイオン台風やカスリン台風、チリ地震津波水位などの洪水位が刻まれている。交差点に架かるうみどり公園前歩道橋には、東日本大震災の津波が直下まで来ていて、上から見下ろせる築地地区の町並みに、まだ空き地が目立つ。
閉伊川そばのうみどり公園は、津波の被害で駅前に移転した宮古市役所の庁舎の跡地を活用した公園。入口の宮古の過去・現在・未来のオブジェには、子供たちが描いた未来の街の絵が描かれ、閉伊川に面した東日本大震災津波メモリアルモニュメントには記憶・鎮魂・伝承・希望が刻まれる。遊具広場と芝生広場の先には、閉伊川河口に宮古大橋が架かる。橋の上の北詰からは、河岸に停泊する漁船と、河口に建設中の水門。津波が乗り越えてきた、当時の堤防も続いている。
古い堤防に沿って、築地の市街を河口方面へ。第三号水門のたもとには、市街の地下水路を流れてきた山口川が地上に現れている。堤防の開口部からは河岸に出られ、河口に建設中の水門が次第に大きくなってくる。閉伊川河口の堤防の高さは3mほどで、津波は乗り越えたが壊れず、震災後もそのまま沿岸の地域を守っている。
愛宕交差点の先が閉伊川の河口で、津波を遮断するための防災用の巨大な水門を建設中。東日本大震災では、津波が閉伊川を逆流し市街地に大きな被害をもたらしたため、閉伊川河口部に沿岸の防潮堤と一体となって津波から市街地を守る、防潮水門を建設している。河口の南北にわたる4径間で全長164m、高さ39.5mで、完成は2027年3月を予定している。
閉伊川そばのうみどり公園は、津波の被害で駅前に移転した宮古市役所の庁舎の跡地を活用した公園。入口の宮古の過去・現在・未来のオブジェには、子供たちが描いた未来の街の絵が描かれ、閉伊川に面した東日本大震災津波メモリアルモニュメントには記憶・鎮魂・伝承・希望が刻まれる。遊具広場と芝生広場の先には、閉伊川河口に宮古大橋が架かる。橋の上の北詰からは、河岸に停泊する漁船と、河口に建設中の水門。津波が乗り越えてきた、当時の堤防も続いている。
古い堤防に沿って、築地の市街を河口方面へ。第三号水門のたもとには、市街の地下水路を流れてきた山口川が地上に現れている。堤防の開口部からは河岸に出られ、河口に建設中の水門が次第に大きくなってくる。閉伊川河口の堤防の高さは3mほどで、津波は乗り越えたが壊れず、震災後もそのまま沿岸の地域を守っている。
愛宕交差点の先が閉伊川の河口で、津波を遮断するための防災用の巨大な水門を建設中。東日本大震災では、津波が閉伊川を逆流し市街地に大きな被害をもたらしたため、閉伊川河口部に沿岸の防潮堤と一体となって津波から市街地を守る、防潮水門を建設している。河口の南北にわたる4径間で全長164m、高さ39.5mで、完成は2027年3月を予定している。
