盛岡から日帰りで宮古へ。駅から漁師の飲み屋街の大通、かつて市役所があった津波メモリアルのうみどり公園、映像で何度も見た閉伊川から津波が市街へ乗り越えた堤防、河口に中世ヨーロッパの要塞のような姿を見せ始めた巨大水門、万里の長城のごときの鍬ヶ崎防潮堤など、津波後の町ができつつある様子を撮りまとめ歩いた。
宮古は2011年の6月、つまり震災から3ヶ月後に訪れた、最初に目の当たりに見た被災地。北寄りの田老も合わせて、定期的に訪れている縁がある。壊滅状態だった鍬ヶ崎や蛸の浜地区には新しい住宅街に変貌した一方、まだちらほら見られる草深い更地に、年月の流れと止まった時間がともに感じられる。
蛸の浜からは、まだ復旧していないとの情報があった浄土ヶ浜への遊歩道が通れ、素掘りのトンネルを抜け2、3分で浄土ヶ浜へ瞬間移動。ここが通れないと来た道を引き返してアップダウンする、30分以上の遠回りになるので本当にありがたかった。遊覧船はいったん廃止となったが、来春に復活するのも明るい話題だ。
宮古は2011年の6月、つまり震災から3ヶ月後に訪れた、最初に目の当たりに見た被災地。北寄りの田老も合わせて、定期的に訪れている縁がある。壊滅状態だった鍬ヶ崎や蛸の浜地区には新しい住宅街に変貌した一方、まだちらほら見られる草深い更地に、年月の流れと止まった時間がともに感じられる。
蛸の浜からは、まだ復旧していないとの情報があった浄土ヶ浜への遊歩道が通れ、素掘りのトンネルを抜け2、3分で浄土ヶ浜へ瞬間移動。ここが通れないと来た道を引き返してアップダウンする、30分以上の遠回りになるので本当にありがたかった。遊覧船はいったん廃止となったが、来春に復活するのも明るい話題だ。
