隣接の富山YMCAで平和通りを折れ、南新町を過ぎると梅沢町の寺院群へと入る。新川平野側が開けた城の南側を防御するために、寺院を集めた一角で、富山藩主や富山売薬にゆかりのある寺院も見られる。通りの角には千手千眼観音菩薩像を祀る曹洞宗の清源寺、親鸞上人の祥月命日前後の法要の報恩講の案内がある浄土真宗の大雲寺、摩尼車や水掛仏のある日蓮宗の本証寺、屋根に相輪が聳える全勝寺と願照寺に、大賀一郎博士が分根を植えた古代蓮が見られる本陽寺などが続く。
梅沢町2丁目の先には、広貫堂の広大な敷地が広がっている。富山屈指の製薬会社で、医療用医薬品の受託製造を主な事業としている。明治初期の売薬規制法で富山の薬売りが存亡の危機に瀕した際に、配置家庭薬業者が共同で立ち上げた売薬結社が前身の歴史を持つち、いわば近代の富山の製薬と薬売りを事業化した会社といえる。敷地内の資料館では入口で薬売りが装束姿で迎え、300年を超える富山の薬売に関する歴史資料を展示している。売店のケロリンは富山めぐみ堂製薬の鎮痛解熱剤で、桶やストラップなどがみやげに人気である。見学のおまけに健康ドリンクがもらえるのも、さんぽの途中ではうれしい。
梅沢町2丁目の先には、広貫堂の広大な敷地が広がっている。富山屈指の製薬会社で、医療用医薬品の受託製造を主な事業としている。明治初期の売薬規制法で富山の薬売りが存亡の危機に瀕した際に、配置家庭薬業者が共同で立ち上げた売薬結社が前身の歴史を持つち、いわば近代の富山の製薬と薬売りを事業化した会社といえる。敷地内の資料館では入口で薬売りが装束姿で迎え、300年を超える富山の薬売に関する歴史資料を展示している。売店のケロリンは富山めぐみ堂製薬の鎮痛解熱剤で、桶やストラップなどがみやげに人気である。見学のおまけに健康ドリンクがもらえるのも、さんぽの途中ではうれしい。
