ちちぶ銘仙館からは駅からの通りへ戻り、羊山の山麓から山腹を巻く道を登っていく。途中の牧水の滝は、大正9年に若山牧水が当地を訪れ詠んだ「秩父町出はづれ来れば機織の唄ごゑつづく古りし家並に」の歌碑を移し、日本庭園を造園した広場。滝は人工滝で、秩父市を象った池に秩父の石をあしらって造園している。登り切ったところを、右の芝桜の丘方面へ。道中にはレストハウスの羊山センターと、埼玉綿羊発祥地の碑が。
羊山公園はかつては、綿羊を扱う埼玉県種畜場秩父分場があり、それが名の由来になっている。案内に従い羊放牧場へ折れると、ふれあい牧場があり日本コリデール種がのんびり草をはむ姿も。その先の芝桜市民ガーデンのコスモス畑の先が、芝桜の丘。羊山の南側、武甲山を臨んでなだらかな斜面が広がる。4月中旬~5月上旬が見頃で、スカーレットフレームや多摩の流れなど10品種ほどが丘を彩る。今の時期はジュウガツザクラの花期で、斜面の並木道に可憐な姿をちらほら見せている。
先程の分岐まで引き返したら、今度は見晴らしの丘方面へ。身をつけた柿の実などが見られる登りの先には、秩父市街を180度見渡す展望所が設けられている。左手は西武秩父駅周辺、正面には秩父公園橋越しに荒川対岸の尾田蒔丘陵、右は秩父神社の森に秩父駅前の市街。天気が良ければ、両神山や奥秩父の山々も遠方できる。あたりは秩父屈指の桜の名所で、秩父の歌人の中津堅吉の歌碑や人柱伝説のある姿の池なども。奥には棟方志功の作品を展示したヤマトアートミュージアムに、石灰岩の山の武甲山の地形や自然を展示した武甲山資料館もある。
再び展望所から市街を見下ろしたら、来た道で西武秩父駅へと戻りましょう。
羊山公園はかつては、綿羊を扱う埼玉県種畜場秩父分場があり、それが名の由来になっている。案内に従い羊放牧場へ折れると、ふれあい牧場があり日本コリデール種がのんびり草をはむ姿も。その先の芝桜市民ガーデンのコスモス畑の先が、芝桜の丘。羊山の南側、武甲山を臨んでなだらかな斜面が広がる。4月中旬~5月上旬が見頃で、スカーレットフレームや多摩の流れなど10品種ほどが丘を彩る。今の時期はジュウガツザクラの花期で、斜面の並木道に可憐な姿をちらほら見せている。
先程の分岐まで引き返したら、今度は見晴らしの丘方面へ。身をつけた柿の実などが見られる登りの先には、秩父市街を180度見渡す展望所が設けられている。左手は西武秩父駅周辺、正面には秩父公園橋越しに荒川対岸の尾田蒔丘陵、右は秩父神社の森に秩父駅前の市街。天気が良ければ、両神山や奥秩父の山々も遠方できる。あたりは秩父屈指の桜の名所で、秩父の歌人の中津堅吉の歌碑や人柱伝説のある姿の池なども。奥には棟方志功の作品を展示したヤマトアートミュージアムに、石灰岩の山の武甲山の地形や自然を展示した武甲山資料館もある。
再び展望所から市街を見下ろしたら、来た道で西武秩父駅へと戻りましょう。
