このたびのさんぽは、埼玉県の秩父。荒川沿いの段丘に広がる町で、霊場巡りや夜祭で知られる。最近は女子旅人気も出ている、レトロ懐かしい町を歩いてみましょう。
スタートは秩父鉄道の秩父駅。駅舎には特産品の大提灯が飾られ、駅舎には地場産業センターや物産館が入った、地産品の情報発信の拠点である。駅前広場には、秩父夜祭の際に曳かれる屋台の一つの名の「傘鉾」との名のモニュメントに、アニメツーリズムのキャラが奇祭の龍勢祭りなどをPRしている。市街には夜祭の屋台を模した開運案内板「どこいくべぇ」が、100機ほど設置されている。
案内に従い、まずは駅前からのびる秩父駅前通りを行く。整備された並木路で、別名リゾート通りとも。宮側大辻で本町通りと交差、提灯屋や人形店などが並ぶ先に、武甲酒造の蔵元がある。武甲酒造の柳田総本店は江戸中期の宝暦3年創業で、店の建物は秩父谷に残る最も古い店構え。武甲山の伏流水で、昔からの手法で酒造りを続けている。店内の上には荷上げに使ったという、大きな車が現存。「武甲政宗」本醸造・純米・大吟醸ほか秩父ワインも手がけている。
駅前通りに戻り荒川へさらに下ると、正面に大きな斜張橋が近づいてくる。秩父公園橋で、秩父ミューズパークを結ぶ全長530メートルの斜張橋である。橋が架る周辺は「武の鼻の荒川」と呼ばれ、かつては渡し船も運行。規模の大きな斜張橋のため、別名秩父ハープ橋との愛称もある。欄干のプレートには、夜祭りなど秩父の風物が描かれ、橋から下流方向は長瀞方面へ蛇行する流れが、上流側には武甲山の複雑な山容を一望できる展望ポイントでもある。
駅前通りを引き返して、西参道との案内に従って生垣の小道を進んだ先は、秩父札所十六番の西光寺。真言宗の寺院で、山門をくぐると正面に宝永7年(1710年)に建てられた本堂が構え、勝運上昇・商売繁盛・子孫受育の酒樽大黒天、巡礼者が木製の納札を打ちつけた秩父札所最古の建物の札所など、見どころが多い。寺の前からのびる巡礼道は、田園へと続き巡拝の風情がある。
スタートは秩父鉄道の秩父駅。駅舎には特産品の大提灯が飾られ、駅舎には地場産業センターや物産館が入った、地産品の情報発信の拠点である。駅前広場には、秩父夜祭の際に曳かれる屋台の一つの名の「傘鉾」との名のモニュメントに、アニメツーリズムのキャラが奇祭の龍勢祭りなどをPRしている。市街には夜祭の屋台を模した開運案内板「どこいくべぇ」が、100機ほど設置されている。
案内に従い、まずは駅前からのびる秩父駅前通りを行く。整備された並木路で、別名リゾート通りとも。宮側大辻で本町通りと交差、提灯屋や人形店などが並ぶ先に、武甲酒造の蔵元がある。武甲酒造の柳田総本店は江戸中期の宝暦3年創業で、店の建物は秩父谷に残る最も古い店構え。武甲山の伏流水で、昔からの手法で酒造りを続けている。店内の上には荷上げに使ったという、大きな車が現存。「武甲政宗」本醸造・純米・大吟醸ほか秩父ワインも手がけている。
駅前通りに戻り荒川へさらに下ると、正面に大きな斜張橋が近づいてくる。秩父公園橋で、秩父ミューズパークを結ぶ全長530メートルの斜張橋である。橋が架る周辺は「武の鼻の荒川」と呼ばれ、かつては渡し船も運行。規模の大きな斜張橋のため、別名秩父ハープ橋との愛称もある。欄干のプレートには、夜祭りなど秩父の風物が描かれ、橋から下流方向は長瀞方面へ蛇行する流れが、上流側には武甲山の複雑な山容を一望できる展望ポイントでもある。
駅前通りを引き返して、西参道との案内に従って生垣の小道を進んだ先は、秩父札所十六番の西光寺。真言宗の寺院で、山門をくぐると正面に宝永7年(1710年)に建てられた本堂が構え、勝運上昇・商売繁盛・子孫受育の酒樽大黒天、巡礼者が木製の納札を打ちつけた秩父札所最古の建物の札所など、見どころが多い。寺の前からのびる巡礼道は、田園へと続き巡拝の風情がある。
