函館→大間のフェリーは大間から先の陸路が寸断されているため見送り、ターミナルのレストランで3時間ほどひとり飲みをして、12時発の青森行きフェリーに乗船。航路はまんま青函連絡船なので、昔を懐かしめるかと思いきや普通に長距離フェリーな印象。青函連絡船は寝台やグリーン座席など何となく鉄道仕様だったので、それも趣だったのだろう。

とはいえ3時間半の船旅は快適で、桟敷で転がったり展望テーブル席へ行ったりレンチンフードコーナーで餃子カレーパンを食べたり忙しい。強風でデッキは閉鎖なのが残念だが、雲傘を被った函館山とかぼんやり見える大間崎とか、そこそこ景色も楽しめる。船内Wi-Fiがあるので、Googleマップで位置情報がとれるのも楽しい。

新幹線の3倍以上の時間が楽しめ、運賃は半分以下。あと2時間、北東北の旅のラストをかみしめましょう。