北東北歩き回り撮りめぐりの4日目は、初めての北海道新幹線乗車。新青森6時34分の「はやて」は始発かつ、新青森→新函館北斗の運行という、朝イチの青函連絡列車である。乗ってしまえば1時間ちょいは、青函連絡船とか快速海峡とかの世代としては、とんでもなく速い。青函間はじわじわ移動しながら、ああ北海道へ行くのだ(あるいは帰るのだ)という感覚もじわじわ湧くものなのに、何だか気持ちがついてこないうちに朝市の横へ放り出されるような。

トンネルが多く外の区間も高い防音壁のおかげで、風景の見どころもほとんどない。木古内駅付近で一瞬津軽海峡が見え、新函館北斗駅へ入る際は目の前に駒ヶ岳がそびえるので、北海道へ来た感はある。青函トンネルへ入る時間はアナウンスがあるが、海底駅とか最深部とかは案内がなく、このへんも昔の方が都度紹介がありイベントっぽくて楽しめたかも。

にしても、この区間だけで7630円はやはり高い。今度は札幌まで開業したら、使ってみましょう(それまで生きていれば)。