弘前公園へ向かう坂にかかるたもとで土手町は終わり、このあたりから洋館建築が目立ってくる。右へ入る百石町は弘前城下の武家居住区の一つで、青い森信用金庫弘前支店の石造建築、旧青森銀行津軽支店の土蔵作りの店舗が並ぶ。土手町からの通りの坂を登ったところには、もと金融業の弘前無尽が入っていた三上ビルが。
そして桜大通りに入った先には旧第五十九銀行本店本館の青森銀行記念館が構える。建物はルネサンス風、館内は欅のカウンターで仕切った営業室、金唐革紙を天井にあしらった会議室、展望室だった3階の塔屋など、贅を尽くしたつくりである。
先の追手門広場のまわりにも、明治期の洋風建築が移築されている。アレキサンダー家などが住んだ東奥義塾の外国人教師の住宅は、書斎や寝室に子供部屋も見学可。隣接して八角形のドームが並ぶ旧弘前市立図書館は、普通閲覧室の他塔の下で見晴らしの良い婦人用閲覧室も設けられている。
そして桜大通りに入った先には旧第五十九銀行本店本館の青森銀行記念館が構える。建物はルネサンス風、館内は欅のカウンターで仕切った営業室、金唐革紙を天井にあしらった会議室、展望室だった3階の塔屋など、贅を尽くしたつくりである。
先の追手門広場のまわりにも、明治期の洋風建築が移築されている。アレキサンダー家などが住んだ東奥義塾の外国人教師の住宅は、書斎や寝室に子供部屋も見学可。隣接して八角形のドームが並ぶ旧弘前市立図書館は、普通閲覧室の他塔の下で見晴らしの良い婦人用閲覧室も設けられている。
