武家屋敷通りの北側には標高168mの古城山がそびえ、中世には戸沢氏が居城を置いていた。現在は古城山公園が整備、登山道の入口には七色稲荷神社があり、参道の石段からも市街の中に武家屋敷の並木が続くのが見える。いったん下って桧木内川方面へ、歩道のフェンスに桜があしらわれた古城橋を渡ると、中程から土手に沿った桜並木が続くのが見える。昭和9年に植樹されたソメイヨシノで、春には左岸の堤防約2㎞に桜のトンネルが続く。この時期は葉桜ながら、緑のトンネルを歩くと古木の間に桧木内川のせせらぎが覗く、潤いある風景が眺められる。
桜並木駐車場から武家屋敷通りへ戻る途中の路地にも、一般の民家に黒板塀や薬医門があしらわれ、景観の統一が感じられる。武家屋敷通りの入口へ戻ったら、ひと筋駅寄りへ。藩の御用聞町人だった豪商の五井家、明治後期地区の切妻屋根に多数の出窓が特徴の渡邊家住宅を通って通りへ入ると、武家屋敷の風情から一変した昭和レトロの商店街になる。「ふくろ小路」との名の酒場ビルに、理髪店や履物屋や運動具店などが現役で営業。擬洋風建築の建物や屋号のロゴも味があり、また違った時代の懐かしさが感じられる。歩いてきた外町の通りに合流、左の駅通りへ進んで角館駅へ。お疲れ様でした。
桜並木駐車場から武家屋敷通りへ戻る途中の路地にも、一般の民家に黒板塀や薬医門があしらわれ、景観の統一が感じられる。武家屋敷通りの入口へ戻ったら、ひと筋駅寄りへ。藩の御用聞町人だった豪商の五井家、明治後期地区の切妻屋根に多数の出窓が特徴の渡邊家住宅を通って通りへ入ると、武家屋敷の風情から一変した昭和レトロの商店街になる。「ふくろ小路」との名の酒場ビルに、理髪店や履物屋や運動具店などが現役で営業。擬洋風建築の建物や屋号のロゴも味があり、また違った時代の懐かしさが感じられる。歩いてきた外町の通りに合流、左の駅通りへ進んで角館駅へ。お疲れ様でした。
