田町武家屋敷通りを折り返して商家が並ぶ外町の通りへ入ると、安藤醸造本店の赤煉瓦の蔵が目を引く。1853(嘉永6)年創業の味噌・醤油・漬物の製造元で、母屋は入口からミセ・オエ・台所と続く町家造りの構造。文庫蔵では味噌・醤油・漬物の試食ができ、この日はそばつゆの試飲が行われていた。明治24年にできたレンガ蔵は東北地方最古のもので、火事が多い角館で防火対策のためのもの。内部は蔵座敷になっており、地元の画家の西宮礼和による鶴や鯉やおしどりや犬などの24枚の襖絵、扉には波頭の鏝絵があしらわれている。入口では醸造に使う井戸水が試飲でき、龍神から湧き出る水はあたりがなめらかで柔らかい。
この先は地元の商店と特産品やみやげ店が混じりながら続き、佐藤養助の稲庭うどんや角館そばの店、西宮家の物販施設の米蔵の入口もこちらにある。立町ポケットパークの先を右へ折れると、外町史料館のたてつ家へ。店頭は桜皮細工を中心に秋田の木工、民芸品や特産品を揃えた角館桜皮細工センターで、奥は江戸期からの商家の田鉄家の資料館になっている。明治23年地区の座敷は奥まで見通せ、帳場など店の間で使う道具や打掛を仕立てたミニ着物なども。ここも内蔵があり、趣味や生活用品など所蔵品を展示している。昔の波板ガラス越しに、こぢんまりした庭も眺められる。
この先は地元の商店と特産品やみやげ店が混じりながら続き、佐藤養助の稲庭うどんや角館そばの店、西宮家の物販施設の米蔵の入口もこちらにある。立町ポケットパークの先を右へ折れると、外町史料館のたてつ家へ。店頭は桜皮細工を中心に秋田の木工、民芸品や特産品を揃えた角館桜皮細工センターで、奥は江戸期からの商家の田鉄家の資料館になっている。明治23年地区の座敷は奥まで見通せ、帳場など店の間で使う道具や打掛を仕立てたミニ着物なども。ここも内蔵があり、趣味や生活用品など所蔵品を展示している。昔の波板ガラス越しに、こぢんまりした庭も眺められる。
