岐阜も何度も来たことがあり、都度様々なエリアを歩いてきた。今回はそれらを繋げて岐阜駅→駅前問屋街→円徳寺→金神社→柳ヶ瀬→橿森神社→大門寺町→岐阜公園→長良川温泉→川原町と繋いだ決定版とした。ちと長いので、実際にたどる場合はバスを使ったり一部を端折ったりしたほうがよいが、これぞ私的岐阜ザ・ベストのルート。以前fbで綴ったところは流しながら、たどってみましょう。

岐阜駅でド派手な黄金の信長像に見送られ(こういう観光資源にマスクはやめて!ホントに)、駅前の繊維問屋街と飲み屋街が入り混じった玉宮通りを抜けて、金本町通りから円徳寺へ。信長の楽市楽座発祥の寺で、門の脇の説明の碑によると、信長の岐阜入城後に寺の門前に「楽市場・定」の制札を立てたとある。歩道脇に路端で柿を売る子供の像があり、説明はないがせんとくんの薮内佐斗司氏の作風に似た無邪気さがある。

金本町通を引き返して、玉宮通りの先へと進むと、児童公園の金公園の奥に金神社がある。こがねじんじゃと読み、産業繁栄、財宝・金運招福、商売繁盛の神様として信仰がある。名前からして金運を期待する参詣者も多く、幸せが舞い込む金色のこがね大鳥居をくぐると、本殿の前には金運や勝ち運が授かる「金守」の紹介が。御朱印の社名が毎月最終金曜は金文字で書かれる、別名「プレミアムフライデー御朱印」が人気とも。幟に導かれ本殿の裏に並ぶ末社を参拝に行くと、うち一つに料理の神様、金高椅神社の祠が。