桜山八幡宮は飛騨北部の総鎮守で、秋の高山祭はこの神社の例祭にあたる。木造の一の鳥居をくぐり、二の鳥居の右には絵馬殿があり、奉納絵馬と天井画が色鮮やか。本殿へはさらに二の鳥居の先の、小高い丘の上のに続く一枚石の大石段を登る。本殿の背後には山腹と森が迫り、飛騨北部の総鎮守らしい森閑とした雰囲気が漂っている。
境内には高山祭屋台会館もあり、祭りで巡行する屋台の実物が、年に3回の入れ替えで展示されている。この日は日本一の大神輿をはじめ、操り人形が布袋の布袋台、役行者の行神台、唐破風屋根の仙人台、屋台芸術の粋をあつめた絢燗豪華な豊明台の4台の屋台が展示。スロープで登りながら観覧でき、二階の奥から4台を俯瞰する眺めは壮観である。資料館も併設され、かつての動輪の現物や彫刻の下絵など、造形にまつわる資料が興味深い。
境内には高山祭屋台会館もあり、祭りで巡行する屋台の実物が、年に3回の入れ替えで展示されている。この日は日本一の大神輿をはじめ、操り人形が布袋の布袋台、役行者の行神台、唐破風屋根の仙人台、屋台芸術の粋をあつめた絢燗豪華な豊明台の4台の屋台が展示。スロープで登りながら観覧でき、二階の奥から4台を俯瞰する眺めは壮観である。資料館も併設され、かつての動輪の現物や彫刻の下絵など、造形にまつわる資料が興味深い。
