
昨夜の宿は、市駅から数分のこちら。雑居ビル的な外観の典型的なビジネス宿だが、中はリノベされて新しく清潔感があった。部屋はセミダブルで広め、水回りは古びていたがまあまあ及第の快適さだった。家族経営っぽい親しみやすさで、南海電鉄とは多分無関係。
朝食は仕出しではなくキッチンで作っているのがポイント高く、特にサケはちゃんと焼いており量産型蒸し鮭でないのは素晴らしい。外はカリカリ、中はしっとり、皮のこんがり感はチェーンのビジネスホテルの無料朝食ではお目にかかれない、手作りの心配りの結集。これだけでご飯のおかわりがいけてしまうほどだ。
コーヒーサーバも都度豆を挽くタイプで、滞在中はフリーで飲める。GOTOなしで3400円もありがたく、今後の和歌山の定宿に決まりの一軒だ。