
界隈の大町はかつての外町の中心。豪商が集まってました。かつて千秋公園にあった大町神明社に、日乃庭縁起神社との幟。小社が点在します。複合ビルの奥へ続き、中庭を横切った先に小さな社が。施設のサンパティオ大町が設置した社。名は施設名の和訳です。人々の縁をつなぐ願いから、4つの石が祀られてます
大町を後に、祭りの会場でもある竿頭大通りを渡り、レンガ舗道の通りへ。赤れんが館通りとの名の由来は、沿道にある赤れんが郷土館から。明治45年築、旧秋田銀行本店の建物を用いた史料館で、土台に男鹿石を使用、レンガとタイル貼りのルネサンス建築です。吹抜けの営業室はバロック調。上部には回廊とシャンデリア、天井の石膏彫刻は、オリーブバンドがモチーフ。木枠とガラスを用いたカウンター窓口。戦前は金網だったとか。営業室の暖炉は、あられ石を使用。寒水石を使用した階段で2階へ。漆喰のアーチの先の貴賓室は、床は寄木造、壁のクロスは手書き文様です。回廊から営業室を俯瞰でき、荘厳な銀行建築に圧倒されます。