
中央入口付近にも展示が集中している。ときわ橋で対岸へ、右が常盤湖、左の白鳥湖越しに見える石炭記念館は、宇部の石炭産業の資料を展示。紅白の竪坑櫓は展望台になっている。
・風になるとき(西野康造作)…風を見せるのが作者の意図。羽が風に吹かれゆらりと揺れる
・碑(増田正和作)…固い石をやわらかく、しなやかに感じさせるのが狙い
・寄り添う座(増田正和作)…これも石製だが、本来あるべき姿と違う印象に見せる
・蜘蛛のいと(藪内佐斗司作)…芥川龍之介の作品を舞台にしているが、糸を求めるのは亡者ではなく童。作者の藪内佐斗司氏はせんとくんのデザイナーで、作品は胎内を表しており、糸を登れた童が人間の子供として生まれることができるという、受胎がテーマ。