
寺町通りのアーケード脇の小園地を北上すると、レンガ造りのハイカラな濠へと続く。これは自称だけど自分が見つけたオリジナルさんぽルートで、途中で桑名でいちばん古い鉄筋コンクリート建築とされる蔵前祭車庫を見て、六華苑付近の建物を臨む眺めへ出る。川面には亀が泳いでいたり、鵜が潜って餌の魚を取ったり。沿道の民家の庭に咲く朝顔も見られ、のどかな散策が楽しめる。
濠越しには諸戸家のレンガ蔵や土塀、なまこ壁も見られ、豪商の邸宅風情が漂う。三角屋根の煉瓦の倉庫を過ぎると、ロックガーデンを突っ切って六華苑の入り口へ。休憩を兼ねて、見ていきましょう。