
昨日訪れた箕曲中松原神社は宇治山田駅前の社だったが、伊勢市駅前にも小さな社がある。世木神社は名の由来は堰、つまり水を堰き止める地の意から。宮川の分流を堰き止めて、水田の用水にした堰があったのが、所以となっている。
駅を背にして左手に目をやると、こんもり鎮守の森が目に入ってくる。祭神はここも水神様の天村雲命で、かつては伊勢神宮に向かう勅使や祭主がここの祓殿で、宮川支流の清水にて禊を行っていたそうである。いわば伊勢神宮の玄関口、穢れを落として参拝する社といえる。
参拝して心身ともに清らかになったところで、外宮へ行く前にもう一社、寄っていきましょう。