河崎の街にも氏神様を見かけ、ちょっと寄り道。河辺七種神社は須佐男神などが祀られ、「天王さん」と呼ばれ親しまれた鎮守である。かつて社の前には伊勢の台所・魚市場があり、鳥羽や志摩の漁師の水揚げで賑わったそうだ。

参道には当地らしく蔵が面しており、眺めながら抜けて境内へ。樹齢600年という二股に分かれた大クスがそびえ、狭いながら紅葉の盛りで色鮮やかだ。河崎の街を抜けたところでしばし一休みしたら、外宮へと向かいましょう。