
お得さ、手軽さ、シンプルさ。ワンコインとのワードが訴求するイメージは、好印象なものが多い。券売機の上のほうにこいつがあったら、何も考えず即押しするのが、客の心理としては自然の成り行きだろう。
案の定、12時過ぎのスタンドそばでは、おばちゃんワンオペでこなしきれず、「揚げ物は時間かかりまーす」の連呼も虚しく、列は伸びる一方だ。パンクギリギリでピークが過ぎ、安堵の表情のおばちゃんから無事、着丼。
ホームに立地する雰囲気補正はあるものの、花カツオだくのせのレギュラー版でも、だしの香り豊かで十分満足できる駅きしめん。今日はワンコイン分のプラスでエビ天と玉子がついて、お腹にもしっかりたまった。あと2時間列車に揺られれば、次は伊勢うどんをすするのにちょうどいい腹具合になりそうだ。