
日進舘の9つある温泉を、昨夜と今朝に分けて巡った。新館「湯房」に隣接する「万天の湯」は、総檜の湯屋造りが味わいある。大浴場「長寿の湯」も木造で、内湯の大浴層「苦湯」、源泉100パーセントの「姥湯」、露天風呂の「姥苦湯」、打たせ湯の「滝湯」、万座の湧水を沸かした「真湯」など、浴槽巡りが楽しめる(写真は宿公式から)。
湯は関東エリアでは珍しい濁り湯で、27種の成分が混じりかなり強い。昨夜は万天の湯だけ入ったが、出てから体がじんじんと火照り、長寿の湯を巡り終えた今は全身に薬草成分の何かを塗ってマッサージを終えた後のような刺激がある。なので宿も湯治の湯として押し出しており、3泊からの長期滞在プランもある。加えて食事も栄養に配慮したバイキング、増築を繰り返した建物で館内さんぽを勧めるなど、健康を強く推した温泉旅館といえる。
体は相変わらずほてり痺れっぱなしだが、10時で部屋はチェックアウト。雨だが少しでも周囲を散策しないと。