
やや前になるが、北信州エリアの観光プレゼンテーションを拝見した。飯山市や野沢温泉村を中心とした、周辺市町村による合同観光情報発信である。
北陸新幹線の開業で、富山・石川・福井に注目が集まる中、このエリアも長野からひと駅ながら、開業効果が見込める地域。飯山駅を拠点として整備し、観光案内所や物産展やネイチャーセンターを設置。野沢温泉や斑尾高原など、各地へのバスの発着点として、北信州観光の玄関口と位置付けるという。
最速1時間40分ほどと近くなる一方、同じぐらいの時間的距離の伊豆や箱根と同じ土俵に乗ることにもなり、当地ならではの売りを強くすることが、より求められるようにも思える。夏に冬に多彩なアクティビティを擁し、山川の自然にもあふれている場所柄、その点は逆に展開が楽しみでもある。
懇親会では飯綱・斑尾山麓に位置する、サンクゼールワイナリーのワインを味わった。乗り換えなしで北信州へ、果物甘さが柔らかく膨らむ白ワインが、車内でちょうど1本空くぐらいの距離に近づいたかな?