
先ほどとりあげた、ご当地の幻の名産・杉田梅を探求すべく、ゆかりの地である我が町を訪ね歩いてみた。
杉田梅の原木は杉田の町には、駅周辺の数カ所程度しか残っていない。足を運ぶと民家の生垣越しだったり、小学校の校庭で入れなかったりと、ちゃんと見られるものは少ない様子。さらに調べたところ、新杉田公園に昨年植樹されたものがあるとのこと。行ってみると小さいながらも青い葉が瑞々しく、当地ゆかりの梅であることを銘札つきで紹介されていた。
実は植樹されていたこの場所、普段ジョギングに使っているグラウンドの一角だった。さらに意識して街を歩いてみると、普段見慣れている風景の中にも梅ゆかりのネーミングがあったのに気づく。商店街の名称は「ぷらむろーど」だし、国道16号線沿いに気になっていたレトロ銭湯は「梅の湯」。何と「うめにー」なる、小学校で考案された非公式(笑)ゆるキャラまであったとは。