
全国の温泉街に増えている、素泊まり朝食つきプラン。従来の品数多数の二食付き&部屋付き仲居では、お世話の手間も経費もかかりきびしい中でのスタイルだろうが、個人客にはありがたい。チェックイン後はほっとかれて気軽だし、晩御飯は外飯を好きに選べるし。
このたび下呂温泉で泊まった「寿々波」も、朝食つき5700円のほっとかれ系。従業員はフロント対応の二人だけのようで必要最小限の案内だが、部屋は飛騨川ビュー花火ビュー鉄ビューの縁つきで広く、1階の大浴場も柔らかツルスベの湯がゆったり。露天はないが湯めぐり手形を利用すればほかの宿のはしごもでき、アタリが柔らかい湯だから向いてるかも。紹介された晩御飯の「千田」は、宿から石段を登ってすぐで、中心街に近いから散歩にも便利だ。
「身近に下呂温泉」のコピーにも、納得。