雨の横浜から流れ流れて、同じ市内の鶴見へとやってきた。臨港の工業地帯にあるプール&温浴施設「ふれーゆ」で、ガッツリ泳いで昨夜の酒を燃やし、ベイブリッジを望む湯でくつろいで、ローカルながらゆったりした散策でくつろげる。

ところで鶴見は、知る人ぞ知る沖縄タウン。琉球民謡に誘われて晩御飯に入った、駅前の「かなぐすく」はなかなか大当たりだ。スーチカー炒めは塩漬け三枚肉で、脂がサクサク身がカリカリの焼き加減。細切れにしたジャガイモ入りのマーミナー(モヤシ)炒めもシャクシャクザクザクと、塩胡椒がよく効いている。全体的に味付けが濃いのが暑い国らしく食が進み、運動後のビタミンC補給用シークワーサージュースが、のどにうれしい。

締めの三枚肉そばは、澄んだスープなのにカツオの香りがプンプン立っていて、肉はホロリ、トロリと単品でもオススメ。アクティビティと温泉でプチリゾート気分に浸り、本場流の琉球料理を堪能して、身近な意外な街にて沖縄の旅気分どっぷりである。