期間限定営業の「横浜・八景島海の公園カキ小屋」にて、酔心×赤天。炭火焼のカキ楽しみに通い過ぎたなら、たまには肴はサイドオーダーにしての、このコンビが馴染む。


3度目の来店となれば手慣れたものとばかり、カップ酒のプルタブをパキンとやり、ドクドクと小鍋に引越し。炭火で燗する間に、紅色鮮やかなのを軽く炙り丸ごとガブリ。すり身の旨味に唐辛子がピッと立った天ぷらをかじり、ほの温かな燗酒をカップに戻してゴクッとやれば、ハアッと宙を目が泳ぐ。島根県の水産都市・浜田名物と広島は三原の銘酒が、日本海と瀬戸内をまたぎ何故か横浜での一期一会。


4月半ばまで楽しめたカキ小屋も、この春は先の週末にてファイナル。Rのつく次の月・9月が、すでに待ち遠しいことといったら。一献一品の小さな酒宴、次のシーズンもきっと天下太平なり。