
もう少し続ける台北の小ネタ集、今日は寺・廟編。市街を散策していると、あちこちで装飾きらびやかな寺や廟に出くわす。お国柄か信仰に篤く、どこでも独特の長い線香を手に、真摯に祈る人の姿が絶えない。
宗教は主に仏教と道教で、寺によって祭られているのは様々。航海の神様の媽祖廟、学問の神様の孔子廟も見られる。滞在中に訪れたところでは、市内一の歴史がある名刹の龍山寺、関羽を祭った商売の神様の行天宮、荘厳な建物が並ぶ台北孔廟、医薬と長寿の保安大宮を祭った保安宮など。特に龍山寺は観音様をはじめ、様々な神仏が祭られているので、願い事にはもってこいだ。お守りも古銭をあしらったり、故宮の翠玉白菜を模した?ものなど、効能やデザインが様々でつい買ってしまう。
市街を歩いていると、ほかにも道中に小さな寺や廟を見かける。市場巡りや食べ歩きの合間にぶらりと寄って参拝するのが、台北市街観光のスタイルかも。