
もうひとつ、これは被害が甚大だった1号埠頭の市場の様子。こちらはマグロやカツオの水揚げ場だが、地震で岸壁が全体的にボコボコになってしまい、岸壁と荷捌き場の中間に延々とピシッと亀裂が入り、ひどいところだと50センチはありそうな段差がついている。
荷捌き場の建屋は危険なため立ち入り禁止の黄色いテープが貼られ、床面はボコボコ。しかも岸壁寄りは隆起沈降のせいで。段差ができて崩壊したり柱がむき出しになっていたりと、かなり危険な状態だ。隣接の冷凍倉庫は扉が壊れ、中から魚臭い匂いが漂っていた。震災後電気が止まったり氷不足で、保管してあった魚が大量に腐敗したのをニュースで見たが、それと関係があるのか。