足を延ばして飯盛山にも行ってみた。登山口の売店街は結構な人で駐車場も8割ほどの入りだが、地元の方いわくこれまでの平日程度で連休中日としてはさびしいそうだ。隊士の墓、水路をくぐって城の様子を見に来たという戸の口堰など、白虎隊ゆかりの地の中でも、心に響くのはこの自決の地。この高台から炎を上げる鶴ケ城を見て自決した、齢ほとんど十代の隊士を思えば涙なしではいられない。「ならぬものはならぬ」、道理が通らぬものは認められないとの藩校・日進館の教えすなわち会津の志は、こんな時代だからこそ重要なのかもしれない。