金浦空港には13時前に到着して、免税店をひきまわされてからチェックイン。ぶらりと明洞を散歩して、晩飯はホルモン。明洞の繁華街から歩いて10分ほどの、地元らしい路地にある「麻浦トルコプチャン」へと足を向けた。もとは明洞にあった評判店が移転したもので、夫婦でやっているフレンドリーな店で、娘さんがうちの子供たちにかまってくれたりと親切。で、まず頼んだのが最近は日本では食べづらいレバ刺し。このエッジの立ち方、シャクシャクのトロトロで臭み全くなく、肉エキスの豊潤なジューシーさがたまらない。

いよいよメインのホルモン盛り合わせ。テッチャンと小腸にハツ、ミノで、腸はマルチョウの状態で焼き始め、焼けてくるとお姉さんがハサミでバチバチと切ってくれる。これをごま油で頂くのだが、トロリ、ジュワッと脂とコラーゲンがはじけ、肉好きにはもう涙もの。ハツはシャッキリ、ミノはサクサクと対照的な味わいで、日本のホルモン焼肉とはスケールが違う。しかもこの量(3人前)で日本円で1200円ほど。しっかり2セットプラス追加で2品行って、家族4人で1万円を余裕で切った。締めのキムチチャーハンも、韓国の酸っぱいキムチにゴマ油たっぷりの韓国のりを混ぜ込んであり、まさにコリアンスパイシー。