後ほど紹介するチャガルチ市場が活魚を主に扱っているせいか、周辺の露店は鮮魚や貝類が目立つ。底引きや巻網が主な漁法のため、タイラギ、ムール貝、ミル貝、小エビ、クルマエビなどが店頭でざる1杯単位で売られている。高価なのはタイラギで、貝柱が甘くうまい貝だけに韓国語でも「カイバシ」と呼ばれている。ほかホタテや岩ガキ、さらにホヤなど、日本でも夏においしい貝も。日本とちょっと異なるのはどんなものもむき身で売っており、ボールに入って並ぶ様子が何だかアーティスティックだ