パソコン教室を始めてから30年近くが経ちます。
数ヶ月から数年に渡る受講という方がほとんどですが、リピーターとなって今でも細く長くお付き合いしている生徒さんも少なくありません。
何気にお付き合いの長くなっている生徒さんたちも、気がつけば後期高齢者、そして80オーバーという方がかなりいます。86歳、85歳という年齢になっても、パソコンやスマホを使って便利に暮らしている方がいらっしゃいます。
頭がシャープな80オーバーの皆さんの特徴は、現役で仕事をされていたり、趣味に熱心だったりしていて、いわゆる年寄りっぽい話はされません。そしてもう一つの特徴は、お子さんたちと同居をされていない、夫婦二人という方がほとんどです。
誰かに頼らない生活は、日々しなければならないことも多く、それが健康に生きることへのひとつのモチベーションになっているのかもしれません。
とは言え、若い頃と同じようには暮らしていけないので、スマホやパソコンを使って、便利に使えるところは有効に活用されているわけです。しかし、これらの便利な道具たちも、利用を続けるには結構なコストがかかります。なので、もっと知りたいけれど、そこにコストはかけられない、という現実もあります。
今の時代、実に様々なことがスマホやパソコンから出来るようになっています。ことによっては、スマホやパソコンからしか出来ない手続きも増えてきています。A.I.の利便性が加速している中、そして働き手の減っている中で、この流れには逆らえないようにも思います。
実は、優秀な80代の方々はパソコン・スマホ歴が長いのです。20年くらいの歴がすでにあるのです。なので、それを追いかける世代の方々も、もう少し将来に備えて頑張っておいた方がよいと思います。今から、もっとデジタルガジェットを使いこなせるようになっておいた方がよいでしょう。それは新しい時代に適応していく力になります。「昔はよかった」では激動する世界においていかれます。
80オーバーの生徒さんたちに「私たちが困るから、先生、長生きしてね」って言われる度に、「人生は長いな~」と考えさせられます。本来は励ます立場なのですが、人生の先輩たちにいつも励まされています。
高齢になると新しいことに取り組むことが苦手になりますが、そこから逃げずにチャレンジをしていくことは、何より健康で長生きすることに繋がっていくように思います。


