相変わらずの気紛れブログ更新で失礼致します。

昨日仙台で行われた「2016北斗旗全日本空道体力別選手権大会」において、自分が所属する大道塾御茶ノ水支部の田中洋輔先輩が、見事-240クラスの全日本王者に輝きました!

田中先輩には、御茶ノ水支部の日曜早朝稽古「通称サンデーモーニング空道」にて、ほぼ毎回スパーリングを中心に御指導頂いており、その甲斐あって今回僭越ながらこの度セコンドとして試合に同行させて頂きました。

実は、大会数週間前に肘&指の負傷(脱臼)で一時は出場も危ぶまれる中、無理を推しての出場したので、バッドコンディションで臨んだ先輩…。

加えて同階級には、同じブロックに全日本ファイナリストや若手優勝候補が犇くという過酷なトーナメント…。

対戦表を見た瞬間は、さすがの先輩も顔を強張らせていましたが、瞬時に気持ちを切り替えて攻めの姿勢で臨み、蓋を開けて見ると完勝を重ねて圧倒的強さで優勝!

遠間から一気にステップイン~クロスカウンター~テイクダウン~極め。もしくはテイクダウンを嫌がって相手が下がった場合、道着を掴んで膝~パンチ…。

上記を基軸に、相手のスタイルや構えに合わせ、ときにはグラップラーに…はたまた強烈なキッカーに変化しての臨機応変な戦術…。結果、ほぼ一発も顔面に被弾せずしての優勝は、格闘技というより寧ろ武術の達人的闘いでした。

こんな闘いを展開出来るのには、さぞ普段から特殊なトレーニングをしているのでは?と、思われるかもですが、(自分の知る限りにおいては)、本当に基本に忠実な御茶ノ水支部のドリル&スパーの反復をひたすら繰り返し稽古されておりました。
(ある意味、この御茶ノ水式ドリルが肝かもしれません。試合前のアップにおいてもドリルをひたすら反復されてたのには驚きました…)

後は自主トレにおいては週一回のフィジカルトレーニングにおいては、腕立て伏せや懸垂など基本的な補強を繰り返しされていたそうです。

以上
ビジネスマンとして多忙を極める中で、ほぼ週一回のスパー&自主トレで全日本を制したというのは、本当に凄い事だと思います。

因みに、前回の最高戦績は、学生時代2010年の体力別での準優勝だったそうで、社会人になってからの全日本制覇は、凄いとしか言いようがありません。

勿論、優勝の過程においては先輩のトップアスリートとしての類稀なるメンタルタフネスがあっての事だと身を持って感じましたので、今後側で共に稽古する中で学んで行ければと思います。

またこのようなトップアスリートビジネスマン格闘家をはじめとし、(おそらく史上最多の全日本及び世界ファイナリストを輩出した)週7日の稽古から都合の良いクラスを選んで指導を受けられる御茶ノ水支部は、時間の無いビジネスマンにとっても最適な環境だと実感しました。

その他の試合においても、瞬間的な掴み打撃や変幻自在の蹴りなど、新旧空道技術がぶつかり合う素晴らしい試合が続出し多いに盛り上がった大会でした。

沖拳仲間でもある金さんの素晴らしい打撃戦や、行徳支部時代の後輩横山さんが全日本シニア王者になるなど、仲間の活躍に大きな刺激を貰い、GW最高のイベントとなりました。

選手並びに大会関係者の皆様、大変お疲れ様でした。押忍

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