北九州市八幡東区にある髙見神社に参拝してきました。
髙見神社は、神功皇后によって創建された由緒ある神社です。洞海湾の高見山に天神皇祖神を祀り、戦勝祈願のために建立されたのが始まりです。岡(旧遠賀郡)の縣主であった熊鰐(くまわに)やその子孫が代々この神社を守護してきたと言われています。また、小早川隆景公や豊臣秀吉もこの神社を祟敬し、洞海湾周辺の本宮として栄えてきました。
明治時代には、官営八幡製鐵所の建設に伴い、髙見神社は尾倉の豊山八幡神社の宮前に移設され、約37年間同地にまつられました。現在の髙見神社は、昭和8年に上皇陛下の御誕生と日本製鐵の創立を祝して新たな社殿が建てられたものです。この新しい社殿の建設は国家事業として進められ、10年の歳月をかけて完成しました。現在も髙見神社とその周囲の鎮守の杜は大切に守られ、地域の歴史と心を今に伝え続けています。
今回、初めて参拝したのですが、ふと思い出したのは、結婚式を挙げたホテル内の神殿が髙見神社だったことです💍✨。当時の記憶がよみがえり、懐かしい気持ちになりました。結婚して子供に恵まれ、今も仲良く元気に過ごせていることに感謝を伝えることができ、とても心温まるひとときでした。
御朱印は書置きのものをいただきました。