北九州市八幡西区の一宮神社(いちのみやじんじゃ)を訪れました。この神社は地域の氏神であり、王子神社(おうじじんじゃ)、大歳神社(おおとしじんじゃ)、諏訪神社(すわじんじゃ)の三社を合祀して成立しています。
一宮神社
昭和15年から昭和25年にかけて、王子神社に諏訪神社と大歳神社が合祀され、「一宮神社」としての姿が整えられました。「一宮」という名前は、元々王子神社が地域の信仰の中心であり、「一宮」と称されていたことに由来します。
また、境内には古代斎場跡の磐境(いわさか)があり、神武天皇が東遷の際に滞在した地と伝えられています。この場所は、神武天皇が天神地祇(てんしんちぎ)を祀ったとされ、古代から続く歴史を感じることができます。
この日はちょうど黒崎祇園山笠の真っ最中で、地域全体が祭りの熱気に包まれていました。黒崎祇園山笠は、春日神社、岡田宮、一宮神社の例祭として約400年前から続いており、福岡県の無形民俗文化財にも指定されています。
岡田宮と一宮神社を訪れたので、次は同じく黒崎祇園山笠の氏神である春日神社にも足を運んでみたいと思います。
御朱印
アクセス
JR黒崎駅から徒歩21分(1.4km)
西鉄黒崎バスセンターから引野方面行バスで「八幡西郵便局前」下車、徒歩4分
車で行くなら国道200号線「東曲里町」交差点で山手通りを西に進むと右手にちょっとした森があります。