こんにちは~、charです。
昨日1月8日は成人の日。
自治体によっては1日繰り上げて1月7日に
成人式を行ったところもあるようです。
僕のような昭和の人間としては
成人の日は1月15日というのが定着してしまって・・・
毎年日付が変る成人の日って、なんだかピンと来ない。
そんなに連休必要かと思いますがね。
因みに僕は3連休はお仕事でした。
映像業界は土日祝関係なし、ゴールデンウィークもありません。
なので、正月やお盆は出来るだけ長くお休みを取ります。
休み取ってもする事ないけど・・・
成人式かぁ、
僕の若かりし頃をちょっと思い返してみました。
あまり面白くないので、見たくない人はスルーしてね。
僕が成人を迎えたのは遥か昔の事、
(20数年前・・・(;・∀・))
でも成人式には参加しませんでした。
案内も届かなかったし、面倒だったから
当時は実家から出て専門学校へ通う為
札幌で暮らしていました。
僕は高校卒業後、映像関係の専門学校へ入学したのですが、
実家は貧乏でしたので、専門学校へ通わせる経済的余裕が
ありませんでした。
でも、どうしても映像関係の仕事がしたい、
その為に専門学校で勉強がしたいと訴えました。
そこで見つけた方法は、読売育英奨学会制度というものでした。
知ってます?この制度。
新聞の朝・夕刊の配達、集金、チラシ折り込みなど
他の従業員と変わらない業務に就きながら、大学や専門学校に
通う奨学生制度です。
入学から卒業までの学費を奨学会が全額建て替えてくれて、
なんと給与・賞与も支給されるというものです。
学費も出してくれて、給与まで・・・アリガタヤ
更に返済免除ですよ~
楽ではありませんけどね。
僕は札幌市内のとある読売新聞の販売所に配属となり、
販売所の隣にある学生寮に住み込みとなりました。
食事は毎月給与から食事代が引かれ、販売所で用意してくれます。
先ほどHPを覗いてきましたが、僕の頃より待遇が格段に
良くなっているようです、給与も金額多い!
僕の時は基本休みは新聞休刊日のみ、
有給はあったかも知れないけど記憶にない。
まあね、今とは時代が違うし物価もね・・・
1日の流れはこんな感じ
3:00起床
3:15販売所出勤
3:30~3:40販売所に朝刊到着
3:40~新聞にチラシを挟む作業(手作業です)
4:00朝刊配達開始(バイクでの配達)
6:00~6:30配達終了、販売所着
6:45朝食
7:30専門学校へ
・
・
・
15:30学生寮着、販売所へ
15:45夕刊配達開始
17:30~18:00配達終了、販売所着
18:00チラシ折り込み作業(朝刊用のチラシを機械で折り込み)
19:00夕食
19:30自由時間(集金時期は集金に向かう)
21:00就寝
(地域や販売所によって違いがあります)
日曜日は朝刊配達後、チラシ折り込み作業をして終わり
ただし集金がある時は集金業務に出発します。
専門学校在学中はクラスメートと遊んだ記憶がありません。
クラスで(学校全体で)新聞奨学生は僕一人・・・。
学校帰りにどこかへ行こうとか、飲み会とか、
でも夕刊配達や翌日の朝刊配達に支障があるため
断り続けていましたね。
結果・・・友達も出来ず、浮いた存在に。
でも年配者からはウケが良かった
ほら、年配の人って苦労や努力って大好きでしょ
集金の時に新聞販売所に住み込みで仕事しながら
専門学校に通ってると言うと「あら~、大変ね~」とか
「身体に気をつけて頑張りなさい」とか言ってお菓子や
ジュースをくれたり、集金先のラーメン屋さんでお昼を食べようと
ラーメンを注文すると、頼んでもいないのにチャーハンを
サービスしてくれたり
本人はあまり苦労や努力とは思っていないけど
おじさん、おばさんからは優しくしてもらいました。
冬の配達が大変でした。
北海道は雪が降ります、道路が圧雪アイスバーン状態です。
でも配達にはバイクを使います
実は配達用のバイクには雪道用のスパイクタイヤがあります。
冬はスパイクタイヤに交換しますが、それでも滑ります。
乗る時はちょっとしたコツがあって、両足をステップには置かず
地面(雪・氷面)に両足を着いて運転します。
そうすることでバイクは安定して走ることが出来ます。
それでも凍結路面で滑ってコケて新聞まき散らしたことあります。
吹雪くとホワイトアウト状態で大変
まあ、そんな2年間を過ごして無事専門学校を卒業しました。
今思うと結構楽しい2年間だったかもしれませんね。
その時の経験は確実に僕の人生や価値観において
プラスになっていると思います。
荒れた成人式というのが話題になるじゃないですか。
一生に一度の事だから、気合いが入るのもわかるけどね。
ハロウィンの仮装にも負けない恰好とか、振る舞いとか。
彼、彼女達を見てなんとなく・・・
幸せだね~と言ってみたくなるオッサンでした。
桃乃カナコさんのこの曲もいいんですよね~
1人でも多くの人に彼女の活動を知ってもらいたい。
そんな想いでcharは桃乃カナコさんを勝手に応援しています。