生きるとは?どういうことか。
映画『アシュラ』について。。。
書きたいと思います
それにしても、
適当な言葉もない映画でした…
是非、
皆さんに見ていただきたい作品です
1970年、ジョージ秋山さんが
週刊少年マガジン連載したものを、
アニメーション映画化された作品だそう。
2012年9月に公開されました。
まずは、
ざっとのあらすじを・・・
15世紀中期、
大飢饉に襲われた京都を舞台にした物語。不幸に生まれ、親もおらず、
獣のように育ち、
それでも生き抜く主人公アシュラ。
優しさ溢れる少女との出会い、
法師の教えに、
人としてだんだん目覚めていく・・・
1970年の発表当時、
有害図書となったらしいです。
生きるとは
生きるとはどういうことなのか…
この物語の
最後のこの一文に尽きる。。。
『罪を背負い、それでも
与えられた命の限り生きようとあがく、
だからこそ、
この世は美しい。』
付き物が落ちたようなアシュラが
僧となった姿を背景に、
最後のナレーションの中の一節。
誰しもが生きることが精いっぱい、
身なりなど気にする気力、
余裕などなく、
食べ物を奪い合い、
人の肉にまで手を出さなければならない、
それまでの価値観を
破らなければならない、
ギリギリのところまで追い詰められ、
醜態をさらして、
それでも
生きようとする人間たち。
それでも
なぜ生きようとするのか。
一縷の望み、希望があるから。
ほんの小さくても、
目には見えないくらいでも、
それに尽きるのではないか?
『生きたい』
という望みがあるだけでも、
人は、
精一杯のことをする。
してしまうと言ったほうが合うかも。
命がけで。
それは、
また懸命に息をしているモノの命を
頂きながら。。。
飽食な現代。
『生きる』ということが自体が
見えにくくなってる。
緑あふれる公園で、
おにぎりを食べる。
コンビニのサンドイッチでも十分。
それだけでも
どれほどの命を頂いているのか。
それは、
感謝しかない。
本当に感謝の気持ちがあれば、
懸命に生きる。
生きざる得ない。
感謝の気持ち1つ、
ひとりでも
多くの人が忘れなければ、
どんな世の中でも、
美しく見えるのではないだろうか。
感謝の気持ちを表す=
懸命に生きること
こんなことは、
言われなくて、わかっていること・・・
でも、当たり前すぎてか、
すぐに忘れてしまうし、
見失ってしまう。
色々と
とても考えさせられる、
いい作品でした
些細なことでも
感謝する心を忘れない方は、
手相にも表れます