ソバニイルヨ   喜多川泰
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勉強が嫌いで、友達とも孤立してしまった隼人。
ある日、自分の部屋に帰ると見慣れぬ物体が。
それは、長期間不在になる父親が残していった
ロボット・ユージだったーー。
ボクハ、キミにアイを伝えるために、生まれた。
自分らしく生きる勇気をくれる長編
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自己啓発書が多い喜多川泰さんですが、この本も
YA本として大人にも響く内容になっています。
AI のニュースが流れる度に、この本で出会った
ロボットのユージを思い出します。
喜多川泰さんの書籍は、
生きる力を育てる内容が多いですが
この一冊はどの年代の方にも響く内容です。

文中のユージより
相手に期待しない。周りの人が自分の期待通りに動いてクレナイからといって、イライラしたり怒ったりはシナイ。自分の一日の幸せは誰かに頼って作り出すモノデハナク、誰にも頼らず自分で作り出すモノダ

自分ではキズカナイウチニ、人間ハ会う人会う人ニ、
いろんなコトヲ期待シテル。怒りっぽい人や、
イライラしている人ホド、誰かに頼ッテ生キテル

長さは関係ない。
人は80年。犬は13年。自分は26日。
それを生き切れば、かわいそうとは言わない

自分の意思で、必要なとき以外は
スマホをさわらない人になれなければ、
人生をスマホにとられるよ
ほんとにその通りです。
AY本からもたくさん学びの世界が広がっています。