たくさんの方が新しい環境へと飛び込む4月。

4月は、いつも以上に、しっかりと体ほぐし心ほぐしが必要です。

 

我が家の大学1年生も、寮生活が始まりました。

なかなか進まない引っ越し準備。やっと荷物をまとめて、送りだしたと思ったら、入学式のスーツを忘れてる!!!

 

というわけで、数日後に忘れ物を取りに一旦帰宅。

 

帰って、矢継ぎ早に寮生活のこと、ルームメイトのことなどを話し、みんないい子たちで、楽しくやっている様子。

4人の共同生活がうまくいくように、「言いたいことはちゃんと言う」などのルールを決めたそうです。

思った以上に、協力し合って、料理をしたり、なかなかがんばってるじゃん!と感心していたら、

 

ぼろぼろと泣き出す娘!

 

「初めてのことばかりで、緊張してたあ~~~。」

 

よしよしと抱きしめて、娘が小学1年生のころを思い出しました。

 

 

食わず嫌いの娘。

幼稚園のころはお弁当でした。

給食が始まって、わかめご飯が嫌!

魚が嫌!

タケノコが嫌!

家からしばらく離れるまで大声で、

「給食が嫌だあ~~~~。」

と、毎日泣きながら登校してました。

 

近所の方からは、

「今日も元気がいいのう~」

との声が、かかります。

 

これは次女の話ですが、思い出すたびに笑えます。

 

長女のときも、それなりに大変でした。

長女は、あまりなんだかんだ言わず1年生の足で50分の道のりをたくましく通っていました。

たくましく通っていたように見えましたが、やはり、家に帰ってきたら荒れました。

学校でのおりこうちゃんぶりを真逆にして、私に当たる、妹に当たる、当たる当たる・・・。

 

そのときは、それに対して、こっちもいらいらしてしまったな~と反省です。

 

よほど緊張して座っていたと見え、お尻にぶつぶつができました。

休みになると消え、学校が始まるとまた出きる。

いつの間にかできなくなりましたが・・・。

 

 

自分自身の社会人1年生も大変だったあ~。

愛媛県の島での高校英語教諭としてスタート。

フェリーがないと島から出ることができない生活。

初めての1人暮らし。

3年生は進学クラス、普通クラス、就職クラスの3クラスに分かれていて、自分の通った進学校とのあまりの違いにショックを受け、2レッスンした後で、ロッカーの前で隠れて号泣。

 

今だったら教師生活30年以上の経験で、色んなことができたと思うけど、新米教師の私はな~んにもできなかった。

一生懸命やれることをやるだけだったな~。

 

み~んな気遣いやら不安やらで大変な1年生。

わくわくしながらも、初めてのことが次々とやってきます。

ストレスもかなりあることでしょう。

ここは周りの家族が温かい声で包んであげてください。

直接、抱きしめたり、体ほぐしができなくても、家族が温かい息で鼻歌を歌っていたり、穏やかに話していたりするだけで、ほっとできるのです。

そして、美味しい食事を楽しく食べたら、元気が取り戻せます。

 

もちろん、直接温かい手でほぐすことができれば、それに越したことはありません。

慣れない事で、頭はフル活動でカチカチの石頭になっているかもしれません。

目はきょろきょろとしっかり辺りを見渡し、鼻もクンクン、ここは安全かどうか嗅ぎまわって、固くなっていることでしょう。

温めて溶かしてあげてくださいね。

脇だって、付け根だって、きゅっと固めて自分を守っていることでしょう。

緊張で息が詰まっているかもしれません。

外でがんばってきたんだね。もう、家では緩めて大丈夫だよ。

気持ちに共感しながら、声をかけ、ゆすったり、たたいたり、緊張を解いてあげましょう。

小さなお子さんとは、動物がじゃれるように、一緒になって遊んであげてください。

キャッキャッと笑えば、もう大丈夫。

 

毎日、1年生でなくとも、色んな気遣いや緊張があります。

家族みんなでのほぐし合いで、新たな挑戦ができるエネルギーを充電して、今日も元気にお過ごしください。

 

詳しい体ほぐしに興味がある方は、ご連絡ください。

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