まっすぐに何かをきちんと測って、切ったり作ったりするのが苦手な私。

でも、この帽子なら大丈夫!

好きなように好きな色の布を選んで縫っていくと出来上がります。

 

 

この帽子をかぶった妖精たちが踊る、人形劇団『黄色い自転車』さんと一緒の舞台まで、一か月を切りました。

 

 

春休みは、たくさん光岡八幡宮で練習しました。

ここは本当に気持ちのいいところ。

 

最初は怖かった人形にもずいぶん慣れてきて、大きな根っこにつまずいたりもあるけれど、場所にも慣れてきました。

 

土曜日も光岡八幡宮で練習の予定でしたが、気温がぐっと下がったので、コミセンでの練習に変更。

気になっていた衣装をすることができました。

 

妖精になってもらう子どもたちに好きな色のふわふわ帽子を選んでもらって、それと合うふわふわ布を衣装につけてもらいます。

この帽子のアイデアはどこから出たのか、ちょっと覚えていないのですが、試着している子どもたちのかわいいこと!

妖精の羽のような衣装で、子どもたちは、ひらひらと光岡の森を飛んでくれることでしょう。

 

 

そのためにも、市役所へお願いの電話をしなくては!

 

 

春休みの練習中、大楠の枝を落とす作業をしていました。

3年前の舞台よりも、ずいぶんと枝が落とされているのですが、さらに落とすことになっているとは!

 

危険な状態なら、無理は言えませんが、今回の舞台は、「この大楠と手をつないで踊りたい!」の気持ちから始まったものです。

そして、なんとなく「急いでやらなくては・・・!」という想いが湧いてくるのは、枝がさらに落とされてしまうからだったのかもしれません。

 

私たちの都合で変更できるようなことではないのかもしれません。

 

でも、たくさんの枝に包まれて踊りたい!

たくさんの葉っぱたちと一緒に踊りたい!

 

ずーっと空に伸びていく枝を見上げながら、その枝のように手を伸ばして踊ります。

風が吹くと、たくさんの葉っぱが降ってきて、葉っぱたちだって一緒に踊りたがっているように思えます。

 

どうぞ、みんなと踊れますように・・・。

 

そう願わずにはいられません。

 

しっかりイメージしよう。

気持ちのいい風が吹いて、大楠の葉っぱたちが伴奏してくれる音にのって踊れることを・・・。

木漏れ日の美しい揺らめきが、私たちにふりそそぐことを・・・。