「物を減らしてスッキリしたい!」

と、思いつつ、今、衣装の山の中にいます。

 

今週の土曜日には、子ども芸術祭のための、衣裳合わせをします。

 

サンタにパジャマ、アリスのそれぞれの役・・・。

 

なるべくあるもので、

でも、

「子どもたちのこんなのを着たい!」

の思いも大切に、衣裳箱をひっくり返して、ベストやら、帽子やら、毛皮やらを探しています。

 

 

「いつか着るだろう・・・。」

は着ないから、『一年間袖を通していないものは捨てる』というのは、断捨離の鉄則なのでしょうけれど、

「いつか舞台で使うかも・・・。」

というのは、捨てられないのです。

 

 

だから、うちには変なものがいっぱい。

 

牛や熊の衣装はまだいいとして、主人の変なかぶりものや、昔使ったセクシードレス、友達の結婚式で『かっちゃんバレエ団』と名付け何度も来た白鳥の首のついたチュチュ。4羽か5羽分ありますね~。

いつ使ったのかわからない陣笠も。

 

人を楽しませるのが好きな主人。

 

それはとっても素敵なことだと思うけど、けっこうな量ですよ。

 

まあ、私の衣装ケースとどちらが多いかといえば、同じくらいかな?

 

舞台で使った衣装は増えるばかり。

 

プラス私には、着物があるのです。

 

着ない着物もたくさんあるので、今年こそは1着作務衣に作りたいな。

作務衣をきて、テキパキ家事をするのって、格好いい!

しかも、どこでもストレッチのわたしは、脚が上がる服でないとちょっと不便なのです。

だから、今年こそは!

と毎年思いながら、いざとなるともう着物として着れなくなるのが惜しくて、実行できずにいます。

 

 

やっぱり、私の方が、物、多いかも・・・。

 

 

それに比べて、長女はすごいです。

 

中一のときに、近藤真理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んで、その通りに要らないものの処分を成し遂げました。

 

 

その行動力と潔さに感動したのを覚えています。

 

「え~、それも捨てるの!?」

とびっくりするようなものも、

「要らないから。」

写真など、後から私が救い出したものもたくさんありました。

 

で、結局、私のモノが増えたということにも・・・。

 

 

その後、『シンプルに生きる』の著書ドミニック・ローホーさんにハマり、今やミニマリストへの道をまっしぐら!

 

 

ちょっと、尊敬します。

 

娘の部屋には、姿見とスタンディング・デスクとスツールがあるのみ。

あとは作りつけのクローゼットの中にすべて収まっています。

 

そのクローゼットには、私や主人の衣裳ケースも・・・。

 

物を買うときも慎重です。

色々と使い回わせて、しかも、質のいい長く使えるものを吟味して買っています。

4月から、おそらく一人暮らしをするであろう娘が、どんなもので、ミニマリスト生活を始めるのか楽しみです。

結婚しても、ずっと大切に使えるようなものを、見つけていけたらいいですよね。

 

 

わたしも、子どもたちの未来のために、なるべくごみを出したくないので、物は買わないようにしているつもりです。

 

我が家の一階は、ちょっとミニマリストに見える空間かもしれません。

和室にはテレビと座卓だけだし、続く台所には、食器棚もダイニングデーブルもありません。

電子レンジも炊飯器もトースターもありません。

精米機はあります。

 

でも、二階に上がると、たくさんのモノ・・・。

長年勉強したボディートークの資料も山のようにあります。

これまた、読み直す度に、理解が深まる宝も山でして、手放すわけにはいきません。

 

ミニマリストを家族に持ちながら、なかなか断捨離実践は難しいです。