1966年に発売開始のLAMYの代表的万年筆。(←超有名ですね。)
たしか、現行商品では唯一の吸入式です。
吸入式らしくインク窓が付いてます。あんまりわかりやすくないですが。回転吸入式なんで軸尻に回転部分があるんですが、その切れ目がほとんどわかりません。すごい工作精度です。(それに比べたら、ペン先の制度はイマイチになような。ここまでデザインに力を入れるLAMYはさすが?!)
軸は樹脂にヘアライン仕上げ、ちょっと見た感じは木でできているようにも見えます。クリップは、アルミ削り出し、渋いです。このクリップにはバネが仕込んであって使いやすいです。
多少のデザイン変更はあるようですが、基本は40年そのまま。下手すると、国産メーカーのサインペンのようですが、この削ぎ落とされたバウハウスなデザインは流石です。
先っぽに小さく見えているペン先ですが、これ14金なんです。これ、不思議なペンで、タッチは柔らかい感じなんですが、書いているとちょっと硬めだったりします。しなる部分が短いせいでしょうかね。
このペンはEF。フェルモのFとほぼ同じ太さです。
実はこれは、ぼくが買った2本目のLAMY2000です。1本目はFを買っちゃったら、太すぎて使うことがないんで、会社の後輩にあげちゃいました。いつも机の上に置いてあるようですが、ほとんど使ってないようです。万年筆普及のためにあげたんですが、作戦失敗のようです。もったいないことしたなぁ、と思う今日この頃です。(でも、失くされたりするよりはいいかなとも。。。)