「人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います」音はつき(ポプラ文庫)

 

 

タイトル、長っ!

で、どういう意味?と思いましたが

読んでみたらタイトル通りのお話でしたw

 

 

マヌルさんとは、人間をやめてマヌルネコになった女性で

(何がどうしてそうなったのかは不明のままですが)

 

マヌルネコとはモンゴルとかチベットあたりに生息していて

世界一モフモフのネコ、とも言われているらしい

画像を探してみたら意志の強そうな目が印象的でした

 

 

いやいや

 

ネコが人語をしゃべり、立って歩くだけでなく

町中もうろついてるし(←外ではネコのふりをしているらしい)

生息している喫茶店ではなんだかテキトーな占いをして

結果的に人助けみたいなことをしているし(←本人はそうは思ってない)

 

という異常な状況に

周囲の人たちが最初驚きはしてもすぐに慣れてしまうって

「いいのか、それで?」と思わないでもないですが

 

そもそも、人間やめてネコになってしまう、なんて

それだけで充分常軌を逸した状況なのに

その状況を受け入れてくれる環境があって

自由にさせてもらえてる、なんて

 

うらやましい限り

 

 

人間やめたマヌルさん

自由気ままで、ずけずけと遠慮のない物言いをするけれど

なんか好きだわ~、と思ってしまいます

 

読みながらなんとなく思ったんですが

マヌルさんて、マツコ・デラックスさんに似てる気がします

姿かたちではなくて、なんというかその存在感が・・?

 

(あくまで個人的な感想です爆  笑

(マツコさん、大好きですキラキラ

 

 

相沢さん(←マヌルさんの人間時代の苗字)

是非とも、山崎ぶたぶたさんと会ってみてください

 

人の言葉で話し直立歩行するマヌルネコとぶたのぬいぐるみ

並んでいるところを見てみたい

 

 

ーーということで、並べてみた爆  笑

 

鉛筆「ぶたぶた」シリーズ 矢崎存美(光文社文庫ほか)

すでに何冊出ているのかわからない・・いつも癒し系のぶたぶたさん