乳がんの治療をしています
初発は2013年
職場の検診で”要精密検査”となって、自宅近くのA病院を受診
そこで”乳がん”の診断をうけて、市外の乳がん専門クリニックを紹介されました
A病院の外科には乳腺専門医がいなかったので
手術するなら、専門のところへ行った方がいいですよ、とススメられたのです
紹介されたBクリニックは、高速道路経由で片道約1時間ほどの距離
乳がん治療では県内でも有名なところらしく、いつ行っても患者でいっぱいです
Bクリニックで手術を受け、抗がん剤の終了後
再びA病院に戻って、放射線治療を受けました
その後は、2か月に1回程度、Bクリニックに通院して
ホルモン療法(ノルバデックス)を受けながら、経過観察していました
2016年に胸椎への転移が判明し
県内で唯一サイバーナイフ治療ができるC病院を紹介され、治療を受けました
サイバーナイフ後は、Bクリニックに月1回程度通院しながら
ホルモン療法(フェマーラに変更)と
ゾメタ点滴を受けていました(ゾメタは2年半ほどで終了)
やがて、薬と点滴だけなら、A病院でも対応できますよ、ということで
毎月の通院の負担を考え、地元のA病院の外科に戻りました
その後の経過は順調で
2021年になり、2016年の胸椎転移の治療から5年が経過したので
各種画像検査をしてほかに転移がなければ、フェマーラ終了でOK
というタイミングで、また次の骨転移が判明しました
今度は腰椎への転移となり
再び、C病院でサイバーナイフ治療を受けました
ここで、ワタシはA病院からBクリニックへ送り返されました
ホルモン療法はフェソロデックス筋注に変更となり
分子標的薬(イブランス)による治療が始まりました
それから1年
経過をみるために、PET-CT検査を受けたところ
骨転移の部分に異常な集積はみられなくなった、ということで
イブランスについては、いったん終了する、ということになりました
(このときの検査で別の問題が出てきたのですが、それはまた別の日に)
今後はしばらく、フェソロデックスの注射をするために
4週間ごとのBクリニックへの通院が続くことになります
大雑把な経緯はこんな感じです
乳がんの標準治療だの、サイバーナイフ治療だの、PET検査だの
そもそも自分にはまったく縁がないものだと思っていたので
乳がんになるまで、ほとんど何も知りませんでした
それでも、たぶん、たまたま行き当たった医師に恵まれていたようで
検査も治療も、その都度、適切な医療機関を紹介してもらって
きちんと受けるべき治療を受けてこられたのはラッキーだったと思っています
もっとも、田舎なので、あまり選択肢が多くない、というのも
モノグサな自分にはよかったのかもしれませんが・・
なにはともあれ
乳がんの治療薬のお値段にビックリ仰天したり
お尻に注射だなんて、子供のとき以来だわ、なんて思いながら
そこそこ元気に日常生活を送っています
2年ぶりに咲いたブーゲンビリア
アタマが重くなったので、物干し台のポールにくくりつけています